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持続可能なものづくり

建設の現場から、ささやかなことの積み重ね

自然の力を活かした住まいづくり

太陽光や風など自然の力をうまく取り入れ、自然の力に誠実で実直な家づくりを心がけています。
そのためには周囲の敷地状況まで検討に入れた環境ソフトでの検討が必要です。
最新の技術と、昔からの職人の知恵を合わせ、快適で環境負荷の少ない住環境を実現することに取り組 んでいます。

既存ストック問題にむけて

アメリカでは、中古住宅の市場が活発です。住宅の建設に費やされてきた総投資額よりも、市場に出回る 住宅の市場評価価値が上回っているのです。
日本では、経年劣化した木造住宅は市場価値が大きく損なわれます。結果として、中古住宅を壊し、新築住宅を建てるのが戦後から当たり前となってきました。
しかし、土地や新築住宅の高騰、団塊世代の住宅の余剰からも、今後は既存ストックを再生活用することが大きな選択肢になりつつあります。
既存ストックを再生活用は、空き家が増える街の活性化、建設時のCO2排出量の低減にもつながります。もちろん、耐震、環境性能を上げた質の良い改修が必要です。

既存ストックの活用事例

伝統家屋から蔵まで、様々な既存家屋に大幅に手を加えて全面改修をしてきました。
これまでのノウハウを活かし、今後も既存ストックの幅広い再生活用に取り組んでいきたいと考えています。

地球にも人にも優しい素材

中土居工務店では住宅に標準規格を設けておりません。
そのため、廃材再生建材、木繊維断熱材、化学物質フリーの自然由来の塗料や接着剤まで、お客様のご要望に応じ、地球にも人にも優しい素材を柔軟に取り入れていくようにしています。
一つ一つの小さな現場での素材の採用が地球環境に及ぼす影響などごく僅かですが、地域の小さな工務店から様々な可能性を創りだしていきたいと思います。

3Rの推進

  • Recycle再資源化

    弊社では、現場で発⽣した鋼材や、アルミ建材、段ボール資材などをすべて仕分け、再利⽤⼯場へ出すようにしています。

  • Reduceゴミの削減

    自社の倉庫を有しているため、現場で余ってしまった新品の材料をストック、活用し、廃材削減にむけた 工夫を行っています。
    設計士による設計段階でも、端材を少なくし、資材利用の合理化を図る尺貫法をベースとした計画を行 います。

  • Reuse再利⽤

    建具職⼈や⼤⼯さん、各職⼈さんとのコラボにより、古い建具や躯体を⽣かした改修や家具製作を⼿がけてきました。時間を刻んだ材料に新しい命を吹き込むことを⼼がけています。
    古いものに愛着を持って使い続けることが、何にもましてEcoではないでしょうか。